あおい空勁気功教室

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活元運動と愉気法(野口整体から教わったこと)花粉症バスター現る!!

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みなさん、野口整体という名前を聞いた事がありますか?

野口晴哉(のぐちはるちか)先生が編み出した?整体術というか思想といいますか、人間を深く研究された幅広い技法です。

いわゆる整体と呼ばれる、グキグキッという施術(今はあまりやらないですか?)とはちょっと違う、不思議な整体なのです。

武術家の甲野先生や、テレビでも活躍されている精神科の名越先生等、ジャンルを超えて各分野の方に影響を与えている整体術です。

 

主な技術として、

【活元運動】

生を全うしようとする人間の裡にある力をより敏感にするための錐体外路系を利用した自己訓練法。

愉気法】

人間がお互いを守ろうとする本能的な「手当て」を発展させ、呼吸法を基礎とした精神集注による気の感応の実践法。

等があり、その研究は人間の「体癖研究」や「潜在意識教育」にまで及びます。

公益社団法人整体協会より一部抜粋

 

気功にも愉気法のように手を当てて気を送る方法があり、外気功といいます。テレビで気功師が気を送って相手を眠らせたり、動かしたりするやつです。

本来の目的は相手の気の流れを改善して、健康な状態を保てるようにするために使われます。

活元運動は脱力して無意識な状態を作ることで体が勝手に動き、自分で気の流れを改善します。別名を自働運動ともいいます。

 

空勁気功を学ぶ前に、世田谷の本部道場や文京の支部で、私も活元運動と愉気法を少しだけ教わりました。

優しく教えていただきまして、お世話になりました。

活元運動を練習して、自分だけで運動ができる(運動が自然と出てくる)までには少し時間がかかりました。

愉気法の体験では、当時強烈な印象を受けた出来事があります。

 

3月か4月頃のとある日。先生と7,8人の会員さんが集まる勉強会に参加した時のことです。

始まってすぐに先生から突然前に呼ばれました。なんの説明もなく、急なことでしたのでちょっとドキドキしました。

先生は、私の片腕の指から手の甲、そして腕の筋を緩めてくださった後、背中側の腰のあたりだったと思うのですが、愉気をしてくれました。

これはなんだろう?と思いながら身を任せていると、手を当ててもらっているところがじんわりと温かい気がします。

4・5分くらい経ったでしょうか。すると、先生は当てていた手をはずして話し始めました。

先生「この時期は花粉症で大変な思いをする方がいますが○×△…。」

私「???…花粉症?んっ…あれっ!!?」

(朝、あんなにひどかった鼻水が詰まってない!!)

(指を突っ込みたいくらいだった目もかゆくないっ!!!)

私「な、なんでですか?先生、何したんですか!??」

 

今思えば、その日先生(花粉症バスター)はみんなの様子をパっと見渡して、今日はこいつがいいなって思ったのでしょう。いちばん花粉っぽい顔でいる若者を。

嘘みたいな話ですが、一瞬で花粉症の症状は無くなり、外に出てもまったく大丈夫でした。マスクなしで快適に過ごせました。次の日になると軽く症状が出てきて、その次の日はもうだいぶ戻ってしまいましたが。

 

野口整体では、人間の体は同じ状態というのは生まれてから死ぬまで一瞬もなく、ずっと変化していく物という考え方ですから、環境や生活習慣等で出てきた症状を調整しなければ元に戻っていくので当然のことなのでしょう。

整体や気という物は時間をかけて健康になる手段で、こんなに即効性のあるものだと思わなかったので、かなり衝撃を受けた出来事でした。

 

整体協会で習った期間は短かったのですが、その後も野口先生の本から受けた影響や、教わった活元運動にはだいぶお世話になっています。

風邪をひいて、どうしても熱が下がらなくて眠れない夜など、活元運動をやるのは億劫なのですが、やるといつも汗をかいて楽になり、翌朝は動けるようになっています。(個人的な見解です。きちんと指導を受けてやりましょう。)

ちなみに野口整体では、風邪は病気というよりは上手く経過してより健康になるためのきっかけです。気になる方はぜひ本を読んでみてください。下に貼っておきます。

 

ちなみに私は20代の頃、バイト代で整体入門を20冊くらい買いました。それを武道の仲間やお世話になっていた知り合いに配りまくりました。

「この本を読むことは、読む人によっては10万円をあげる以上の価値がある!みんなに読んでもらおう!!」

と思い、この本に書いてある事を心からみんなに伝えたかったんでしょう…。

とはいえ、今思うと自分勝手でお恥ずかしい。。大変迷惑な話だったかもしれません。当時からこんな自分を受け入れて、今もお付き合いしてくださっている皆様、本当にすみません(笑)

m(__)m

 

最後までご覧いただき有難うございます!